デクラインベンチプレスをする
デメリット

×怪我のリスク

デクラインベンチプレスは確かに胸の下部を集中的に鍛えるための素晴らしいエクササイズですが、やり方を誤った場合、肩や肘に負担がかかりやすいという危険性を秘めています。プレートの重さを増やすにつれて、フォームが崩れることがよくあり、その結果、神経や筋肉にダメージを与える可能性も高まります。

十分に技術を磨かないまま挑戦することは、まさに自殺行為と言えるでしょう。

×限られた筋肉へのフォーカス

この種のベンチプレスはメインターゲットが明確で、そのために他の筋肉群への刺激が不足してしまうことがあります。特に胸の上部や三角筋の発達を重視するアスリートにとっては、不十分なトレーニングとなるリスクがあります。

胸全体のバランスを考慮しないトレーニングは、結局のところ美しさや機能性を損ねるだけなのです。

×器具への依存

デクラインベンチプレスを行うためには、特定の器具や設備が必要になることが多く、ジムでの利用が前提とされています。これは、自宅で簡単に筋トレを行いたいと考えている人にとっては、不便な状況を引き起こすことになります。

さまざまなエクササイズをこなすために必須の器具に依存するのは、今後のトレーニング計画を制限する要因ともなり得るのです。

×初級者には向かない

デクラインベンチプレスは、このエクササイズに特化した知識や技術が要求されるため、初心者には不向きです。間違ったフォームでトレーニングをすることは、極めて危険であり、結果的にもっと簡単なエクササイズから始めるべきだということを覚えておいてください。

初心者のうちは、小さなミスでも大きな怪我に発展する可能性があるため、十分に注意が必要です。

×代替えエクササイズの存在

デクラインベンチプレスには確かに特長がありますが、他にも効果的なプレス系のエクササイズが数多く存在します。このため、デクラインに特化するのは無駄であり、トレーニングの幅を狭めることに繋がってしまう可能性が大いにあります。

全体的な筋力バランスやボディコンディショニングを考えると、他の方法を探ることがより賢明かもしれません。