膝つき腕立て伏せをするメリットとデメリットは？ [筋トレ] メリデメ

膝つき腕立て伏せをする
メリット・デメリットは？

膝つき腕立て伏せは、初めて筋トレを始める方や体力に自信がない方にとって、非常に優れたメリットを持っています。体重を支える負担が軽減されるため、フォームを保ちやすく、筋肉の使い方を理解するのに役立ちます。また、上半身の筋力向上に繋がり、段階的に負荷を増やすことで、通常の腕立て伏せへと移行しやすいという点も大きな利点です。
一方で、このトレーニングにはデメリットも存在します。膝をついた状態で行うため、通常の腕立て伏せに比べて得られる筋力の向上が限定的である可能性があります。特に、負荷が軽い分、筋肉の成長や持久力の向上に関しては、物足りなさを感じることもあるでしょう。そのため、進捗を感じにくい場合もあるかもしれません。

膝つき腕立て伏せをする
メリット

◎初心者に優しいエントリーポイント

膝つき腕立て伏せは、筋トレ初心者や体力に自信がない方にとって、完璧なスタート地点です。普通の腕立て伏せは、全身の筋肉をバランスよく使うため、少しハードルが高く感じることもありますが、膝をつくことで、上半身にかかる負荷を大幅に減少させることができます。

これにより、自信を持って筋トレを始められるのです。

◎筋力を段階的に向上させる

このエクササイズは、最初は簡単に感じても、徐々に筋力を向上させる手助けをしてくれます。定期的に行うことで筋肉が鍛えられ、その後の通常の腕立て伏せに挑戦する際もより自信を持てるようになります。

つまり、膝つき腕立て伏せは、あなたの筋力向上の橋渡し役なのです。

◎肩や腕に優しい

膝つき腕立て伏せは、一般的な腕立て伏せに比べて、特に肩や腕への負担が軽減されます。肩を痛める心配が少なく、安全にトレーニングを続けやすいのです。

これによって、体の使い方が習得しやすく、怪我のリスクを減らすことができます。筋トレの醍醐味は継続的な挑戦ですが、安全でなければ続きませんよね。

◎全身の筋肉を使う

実は膝つき腕立て伏せは、上半身だけでなく、体幹や脚の筋肉も活用しています。単なる腕の運動だと思ったら大間違い！コアの筋肉が自然と鍛えられることで、全身のバランスや安定感を向上させることができるのです。

これにより、基礎代謝が上がり、日常の活動も楽にこなせるようになります。

◎自宅で簡単にできる手軽さ

家の中で特別な器具を使わずにできる膝つき腕立て伏せは、いつでもどこでも実行できる最高のトレーニングです。自宅での気軽なトレーニングが実現することで、忙しい日常の中でも隙間時間にしっかりと体を鍛えることが可能になります。

もう「時間がない」という言い訳は通用しませんよ！

膝つき腕立て伏せをする
デメリット

×体幹の弱体化

膝つき腕立て伏せは、上半身の筋力を鍛える手段として非常に人気がありますが、実は体幹の強化が疎かになるという大きなデメリットがあります。普通の腕立て伏せに比べて、体幹を固定する必要がないため、腹筋や背筋を鍛える機会が減少してしまうのです。

結果的に、全体的な筋力バランスが偏ってしまい、より効率的なトレーニングを行うことが難しくなるかもしれません。

×力量の制限

膝つき腕立て伏せは、その姿勢のおかげで簡単に行えるという側面がありますが、実はこの簡単さが実際の筋力向上を妨げることになります。負荷が軽い状態でずっとトレーニングを続けると、筋肉が成長するための適切な刺激を受けないため、最終的には筋力の向上が頭打ちになってしまいます。

この現象は特に初心者にとっては気をつけなければならないポイントなのです。

×エクササイズの単調さ

膝つき腕立て伏せは手軽である一方、その特性が原因でトレーニングが単調になりがちです。同じ動作を繰り返すことで、飽きが生じてしまい、モチベーションが低下することが多いです。

バリエーションが少ないために、トレーニングを嫌がるようになってしまうリスクがあります。その結果、せっかく始めたトレーニングを続けられなくなるかもしれません。

×腕と肩への負担

膝をついて行うため、一見楽そうに思えるこのエクササイズですが、意外にも腕や肩にかかる負荷が高い場合があります。特に、正しいフォームが維持できていないと、無駄に筋肉に負担をかけることになり、肩の痛みや不調を招く恐れがあります。

だからこそ、無理をせず、他のエクササイズと組み合わせることが重要なのです。

×総じての効果

膝つき腕立て伏せは、ほんの少しのデメリットに見えるかもしれませんが、やはり力強いトレーニングを求めるのであれば、注意深く取り組む必要があります。何より持続可能な成長を目指す際には、他のエクササイズと組み合わせることが肝心です。

このトレーニングを単独で行うことはお勧めできず、全体的なバランスを考えることで、より効果的なフィットネスライフを送る道が開けるのです。

膝つき腕立て伏せには多くの初心者に優しいエントリーポイントがあるため、特にトレーニングを始めたばかりの方に適しています。腕立て伏せの基本的な動作を習得しながら、メインの筋肉である胸筋や腕の筋肉を鍛えることができます。さらに、体重の一部を膝で支えることにより、筋力を段階的に向上させることが可能です。肩や腕に優しいため、無理なくトレーニングが行え、全身の筋肉をバランスよく鍛えることも期待できます。また、自宅で簡単にできる手軽さも大きな魅力です。
一方、膝つき腕立て伏せにはいくつかのデメリットも存在します。体幹の強化には不向きであり、胸や腕に偏ったトレーニングとなることがあります。力量の制限があるため、筋肉の成長が停滞しやすく、同じ動作を繰り返すことからエクササイズが単調になりがちです。また、腕と肩への負担が軽減される反面、全体的なフィットネス効果が低くなる可能性があります。総じて、初心者にとっては有益でも、上級者には物足りなさを感じることが多いでしょう。