柔術をするデメリット

×怪我のリスクが常につきまとう

柔術はその特性上、怪我が非常に多発するスポーツであることが知られています。激しい関節技や抑え込みなど、高度な技術により、身体に負担がかかりやすく、時には深刻な怪我を引き起こすこともあります。

特に初心者には、技術を習得する過程で無理をしてしまうことが多く、肩や膝を痛める可能性が高まります。練習中の転倒や衝突により、打撲や骨折の危険も常に潜んでいます。

×時間の投資が必要不可欠

柔術をきちんと習得しようと思えば、膨大な時間を確保しなければなりません週に数回の練習では、技術の習得はおろか体力の向上にも不十分で、その結果、上達が遅れることが多いです。

また、試合に出場するための準備やメンタルトレーニングも必要で、練習以外の時間をどれだけ投入できるかが問われるのです。社会人を中心に忙しい生活を送る人々には、時間の捻出が大きなハードルとなるでしょう。

×メンタルへの影響が大きい

柔術は対人競技であるため、メンタル面でも大きなストレスを伴います試合での結果が自分に及ぼす影響や、他者の技術に圧倒されることが多く、精神的に参ってしまうこともあります。

特に初心者や未経験者は、他の選手とのレベルの差を感じ、自信を失うこともしばしば。そして、自信を取り戻すためには、さらなる努力と練習が必要となります。これが繰り返されることで、心に大きな負担をかける原因となります。

×財政的な負担が増す

柔術に関わる費用は、意外にも馬鹿になりません道場の会費や必要な道具、練習着、さらには試合参加費用など、さまざまな費用が発生します。

初心者のうちは、基礎を固めるために安価な道具でも済むかもしれませんが、上達するにつれて必然的に高品質な道具が求められるようになり、経済的な圧迫を感じる場面も多くなります。このような負担が、柔術を続ける意欲を削ぐ要因になることも無視できません。

×ライフスタイルの制約が生じる

柔術に本気で取り組むことは、日常生活の多くを制限する要因となります練習のための時間確保や食事制限、体調管理など、練習以外の時間にも努力を強いられます。

そのため、友人との飲み会や休日の予定が組めないといった事態が頻発し、社交の場が減ることは間違いありません。加えて、怪我による練習の中断も考慮すると、柔術を続けることで色々な面でバランスを取るのが難しいと感じる人も多くなるでしょう。